2013年6月23日日曜日

いろいろな音色

今日は、長年の私の生徒さんでもあり、人生の先輩だなあと思っている方のフルートとピアノの演奏会がありました。
ピアニストの方と、一年かけてあたためたものの中から、ユーミンあり、クラッシックあり、ピアソラありの幅広いジャンルの、楽しい演奏会でした。
その方のお人柄につつまれ、暖かい音色とともに,癒される感じでした。
人がそれぞれのように、音楽もいろいろです。
自分という人間が魅力的なものでありたいと思いました。
山口直美

2013年6月17日月曜日

記念すべき演奏会でした!

6月15日は、あいにくの雨降りの中でしたが、上田情報ライブラリーの会場にたくさんの方が集まっていただきました。
今回は、今までのオールドフルートではなく、新しい楽器にかえ、奏法もかえ、音楽の捉え方も今までとは、違った角度からも見てみたり、私としては、自分への挑戦のコンサートでした。
いつも、自分が演奏する意味を模索しつつ、演奏活動を重ねていますが、エマセネポーの皆さんと、いろいろな方面よりより一緒に取り組んでもらったため、より深く掘り下げることができた状態で演奏会に向かうことができました。
演奏が進むにつれ、自分が自己から解放されていく感じがあり、それは同時に、私が生きている!という感覚でした。
聴きにきてくださった方の中に何かが残っていたら、幸いです。
山口直美

2013年6月14日金曜日

山口直美のドレス

明日はいよいよ山口直美フルートリサイタル~chante le vent~が開催されます。

そこで山口直美が着用いたしますドレスは、デザイナー、島田佳幸氏によるものです。
島田氏より素敵なコメントをいただきました。


『山口さんは、ムージカ・エマセポーのメンバーの中で唯一金属で出来た楽器を使っていらしゃいます。
そこをクローズアップして、今回のドレスでは銀を糸にした布をトップスに使っています。

そして山口さんの愛用していらっしゃるフルートは、100年ほど前のフランスで作られたとお聞きしました。
丁度ヨーロッパ各国で万国博覧会華やかりし頃で、絵画や音楽では「印象派」と呼ばれる潮流が勢いを増してきた頃です。
女性に目を転じると、結婚に依存することのなく、自ら職業を持ち自立した「新しい女」が誕生した時代でもあります。
そんな「新しい女」をイメージし、男と女の境目があいまいなドレスをデザインしました。
男性的な衿と女性らしさを強調するノースリーブのトップス。
男性の礼装に欠かせないカマーバンド。
そして、印象派の巨匠モネの絵を思い出させるような、たゆたう水面のようなスカート。

山口さんのフルートから生まれる「風の歌」が、ホールを満たしてくれることでしょう。』

伴奏をつとめる斎藤明子の衣装も島田氏の作品です。ふたりのコラボレーションをしっかりと支えます。

明日をお楽しみに!

2013年6月4日火曜日

リハーサル

以前からエマセネポーのブログ等でお知らせしていますが、今月15日、山口直美フルートリサイタル「Chante le vent (シャント・ル・ヴァン)」・共演/斎藤明子(10弦ギター)・上田情報ライブラリーことばの繭ホールにて開催します。

サブタイトルは、『風に歌い、風を謳う、笛の調べ』というもの。

今日は、そのリハーサルを聴かせて頂きました。

窓を開ければ心地良い風が入ってくるお部屋で、まさにこのサブタイトルの通りの「風の歌」を体験し、音楽とは自然の持つエネルギーと一体なんだな、と改めて感じました。

それを生み出す作品と自分との関わり…このお2人の、真摯に、また果敢に向かっていく力は、とても心動かされるものでした。

15日、お薦めです。ご期待下さい!


横山晴子