2012年5月31日木曜日

試練

「制作日記 山口直美」
今回、私は、今まで愛用していたオールドフルートをお休みさせて、現代のフルートを使ってみることにしました。
それは、斎藤さん、小平さんのすすめがあってのことでした。
なかなか、それを受け入れることができず、つらい毎日でしたが、本当に大変な時ほど、人のもっている大きな愛をたくさん、感じることができました。
それは、すごい収穫でした!
おかげさまで、やっと、本腰を入れて、モダンのフルートを吹き始めることができましたが、そういう時に限って今度は、主人と息子が熱を出してダウン。
神様、お願いですから、そんなに試練を私に与えないでください!

2012年5月29日火曜日

ブンゲンス・ホプシー

クリスマスの木というイメージが強いブンゲンス・ポプシー。冬に注目されることが多いのですが、育ててみると新芽がでる今の時期が一番美しいと感じます。
常葉樹なので、いつも同じくそこにあり、普段目がいく存在ではありませんが、新芽がでてくるとその美しさに釘付け!!
新しく成長した部分がエメラルドグリーンと白と銀を混ぜたような 何とも言えないカラーなのです。
日頃成長があまり感じられないポプシーですが、ちゃんと成長してるのですね。ゆっくりでも、確実に成長していく姿に憧れます。
更に自分の形からはみ出して無理に伸びたりせずバランスの取れた姿で成長していくので、枝を刈り込んだりしなくていい、というところも、なんだかとっても好きなのです。 マイペース。

杉原桐子

2012年5月28日月曜日

愛されたいモーツァルト



モーツァルトは誰からも愛されたい!という欲求が非常に強かったそうです。
「ぼくのことすき?」ときき、「好きよ」と即答されないと、ぽろぽろと涙をこぼしたのだとか。
そんなモーツァルトはきっと自分の曲も誰からも愛されるものにしたいと思ったに違いありません。ところがです。モーツァルトの才能は時代を先取りしすぎていたのか、自分が書きたいように書くと理解されなくなってきました。厳しい父親はとにかく「うける」曲を書くようにモーツァルトに強要したそうです。
モーツァルトは、みんなに理解されなくとも、自分が本当に美しいと思う曲を書くことを選びました。
泣くほどまでにみんなに愛されたかったモーツァルトが、どれだけの覚悟で作曲をしたのか...
それをしっかりと受けとめて、演奏します。

斎藤明子

2012年5月27日日曜日


ぷらざ佐久平6月号に「モーツァルト・スーパースター」大賀ホール公演の情報が掲載されました。

2012年5月26日土曜日

何時間さらってる?

「制作日記 山口直美」
先日、ブライダルのお仕事で行っている式場の牧師先生より、何時間さらってるの?と質問を受け、はたと考えてしまいました。
何をもってさらうというのかな?
昔はフルートをもってひたすら練習をすることが さらってることだったのだけど、車を運転しながら、曲のことを考えていたり、気がつくと、歌っていたり、これもさらっている気がする。
このごろは、夜中に突然、曲のことと共に目が覚めてしまうこともある。
あの捉え方は間違っていた!なんて発見は意外と、夜中や、明け方が多い。リラックスしているときに突然、やってきたりするのでしょうか?
発見できたりすることは、楽しいことだけど、ゆっくり寝たいなあ…。

2012年5月25日金曜日

胃カメラとモーツァルト

どうでもいい話ですが、先日胃カメラをのんできました。
これで四度目。
回数を重ねるごとに楽になるなんていう事は決して無くて、毎回、涙涙涙。大変な思いをして検査を受けています。
検査の最中、少しでも喉から意識を外そうと、必死でモーツァルトの曲を思い浮かべましたが、余計苦しくなりました。
胃カメラとモーツァルト、相性は最悪でした。

制作日記・杉原桐子

2012年5月24日木曜日

遺伝?

小平真司


僕の父にとってのスーパースターはビリージョエルです。

僕はホテルで一人で演奏するときに、必ずビリー・ジョエルの曲を吹きます。

弟はビリー・ジョエルが好きで、弾き語りの楽譜を買いましたが、うまくピアノが弾けないので、その下の 弟に無理やりピアノを弾かせ、自分は聴いて楽しんでいました。

            下の弟はまんざらでもないようです。


            遺伝でしょうか?

金環日食

皆様日食はいかがでしたか?
私の住む森の中では木漏れ日でこんな素敵な光のウロコが出来ました。
とても柔らかな光加減で、思わずうっとりしてしまいました。
これまでがっちりとした力強さを意識的にレベルアップしてきた私達のモーツァルトですが、ちょうどそろそろこんなやわらかなニュアンスが必要になってきた所でした。
さて、音にどうやって反映させましょうか...
楽しい悩みです。

斎藤明子

2012年5月21日月曜日

当日の衣装

今回の演奏会のために、私は、生まれてはじめて、自分の衣装をオーダーしました!
いつも、ギタリストの斎藤さんの衣装を手掛けていらっしゃるデザイナー、NUI
島田佳幸さんに、お願いしました。
島田さんは、私の好きなフランス製のフルートのイメージを取り込んでくださったそうです。
先日、デザイン画を見せていただいたら、洗練された雰囲気に、現代の香りも盛り込んでくださり、また、使ってくださる布も素晴らしいものでした。
出来上がりが本当に楽しみです!
衣装に負けない内容にしないと!!

今回は4人そろって島田さんの衣装になります。
衣装の統一感とともに、アンサンブルの統一感も楽しんでいただけるようにがんばっています。

山口直美

KURA

KURA6月号に「モーツァルト・スーパースター」の公演情報が掲載されました。

2012年5月20日日曜日

本物

昨日は6/8のモーツァルトスーパースターに出演する四人で、メンバーの友人の結婚式に演奏で出席してきました。流れ作業でワンパターンのいつも見ていた挙式とは大違い。
牧師さんの説教も心に残るものでした。
挙式もパーティーも、企画する側がお客様に何を伝えたいのかがはっきりわかる、いい緊張につつまれた本物の挙式でした。

杉原桐子

2012年5月4日金曜日

リゾートコンサート・イン軽井沢 旧三笠ホテル

5月2日から4日まで、軽井沢町教育委員会主催のリーゾートコンサートに、ムージカ・エマセネポーが出演いたしました。
私たちは、自ら企画したコンサートにタイトルを持っています。
2日はマリンバの横山晴子の「ラタタポン!」
3日はメンバー4人による「モーツァルト・スーパースター」
4日はクラリネットの小平真司の「クラリネット・ホライゾン」
をお送りいたしました。お楽しみいただけましたでしょうか。
明治、大正時代、著名人が多く訪れた三笠ホテル。クラシック音楽が日本に持ち込まれた頃は、ここでどんな風に音楽が奏でられ、楽しまれていたのでしょう。
時代は大きく変わりましたが、私たちも、クラシック音楽の持つ素晴らしい世界を、現代の皆様の毎日の中にそっとお届け出来ればと考えております。